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ソーラーカーポートつづき!!

前回のブログでソーラーカーポートとは何ぞや、どんな感じの

ものがあるのか紹介しました。

今回は気になるソーラーカーポートの発電量と金額面のお話です。

まず金額の話をする前に、売電収入に関わる【FIT制度】の説明をします。

このFIT制度とはなんぞやとなる方、多いんではないでしょうか

まず、このFIT制度とは

住宅用太陽光発電等による余剰電力を『10年間』、固定価格で買い取る『余剰電力買取制度』

なんですが、分かりやすくすると、家庭で使用した電力の余りを太陽光発電システム搭載し契約した時の売電単価で10年間買い取ってくれる

という制度です。

なぜ契約した時の売電単価が10年間続くといいのか

それは近年の売電単価が年々減少していることが大きな要因です。

これは太陽光発電が普及しだした頃から現在までの売電単価の推移です

この表でいうと一般家庭は赤線になります。

グラフを見てわかるように年々売電単価が下がっているのが分かります。

なので2014年に契約した方は10年間、2024年まで32円/kwで売電収入が

得られますが、今年契約した方は11円/kwとかなり差があります。

この金額が一日の発電量と10年間の売電量に大きく関係してくるのです

更に、2020年からFIT改正により買取価格の仕組みが大きく変更されました

追加点として、自家消費率の導入、地域活用要件の導入があります。

簡単に言うと今までは発電した電力の全量を売電する事が可能でしたが、

最初に言った通り、余った分(余剰売電)のみの適用になったのです

なぜ余剰売電のみになったかというと、これからはSDGs

太陽光発電=自家消費で買電0

を目標にしているからです。

(11円/kwじゃあ売電収入低いしねええ~😥)

しかしその為には太陽光発電システムと一緒に蓄電池を完備しなければ

なりません。

太陽光発電には国から色々な補助金制度が出されていて安価に

なっていますが、蓄電池が高く10年間余剰売電を行ったとしても

蓄電池分(1,000,000円~)は回収できないのが問題になります。

ここで金額の話になります。

弊社では予め10年間は余剰売電していただきFIT終了後に

自家消費の為の蓄電池の搭載を見込んだ価格設定にしています。

目安として弊社のソーラーカーポートの金額表を使って説明します。

ほとんどのご家庭では2台用が主だと思うので、2台用を使って説明を

していきます。

※補助金制度を使用しないと仮定した表です

2台用でしたらだいたい横幅5110mm奥行き5127mm高さ3065mm

がカーポートの大きさの目安になります。

まず、パネル枚数はカーポートに搭載する発電パネルの枚数です。

そのパネル枚数をもとに瞬間の発電容量5.85kwがおおよそで

決まっています。

それを年間に直すと約183,000円/年、10年間FITで売電して

1,830,000円/10年になります。

183,000円/年とすると、15,250円/月売電できる計算です。

また、日中発電した分を昼間使用したとすると大体25%程の

買電削減になるので毎月20,000円程の家庭だと

5,000円/月の削減、60,000円/年、600,000円/10年

となるわけです。

初期費用は2台用で2,130,000円程なので、10年間で元は

取れている計算になります。

ここにFIT買取りが終了後蓄電池を搭載すれば日中発電した電力で

夜間の電力も賄えるので自家発電・自家消費になります。

今回は補助金制度を適用しないでシュミレーションしましたが

補助金が適用となれば2/3の費用で設置出来るので

もう少し安価での提供ができるかと思います。

また、こちらは新規設置なので既存カーポートへの設置も

金額が異なります。

ここまでが弊社のソーラーカーポートのおおよその説明になります。

また、何か気になるようでしたらお気軽にお問い合わせください。

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